マットとは、作品と額の間にある物の事です。
『ガラス→マット→作品』の順番で入れる事により、ガラスと作品が密着し擦りキズや色ハゲするのを防ぎ、保存状態を良くしてくれます。
多種多様の仕様があります。ひょっとするとこの間のデザインの方が重要かもしれません。
額や絵との組み合わせを考え、例えばマットを布貼りにして厚みや質感を演出することで、「額」の中の世界もさらに奥行きと広がりが生まれます。ちょっと手を加えるだけで「額」の世界と、「額」のあるインテリアをもっともっと楽しめるものにすることができます。ペーパーマット、ダブルマット、布マットなどからセレクトし、フィレ等の組み合わせなど何でもお気軽にご相談ください。
数百種類のカラーペーパーマットよりお選びいただけます。
組み合わせにより無限のコーディネートができます。
ペーパーマットより、深みと質感があり高級感が出ます。
多種多様な布を用意しています。
奥行を出すことでさらに作品が良く見えます。
布張り済みの材料をカットして組み上げた物は、後々ズレにより隙間が生じることがありますので、当社では出来るかぎり」布の一枚張りにこだわっております。
マットの先に装飾として金ライン・銀ライン・その他、多種多様なフィレを付けることにより、さらに充実したマットになります。
コンピュータマットカットも良いのですが、作品によっては左右非対称の物や、微妙なラインの物もあります。そのとき当社ではハンドカットで加工します。
1.面先の加工
作品の複雑なアウトラインに合わせてマットの面先もハンドカットで切り出した後、下塗りをして箔押し用の漆を塗っておきます。
2.箔押し加工
面先に金箔を押して、金ぴか過ぎない程度に加工します。
3.パーツの合体
面先と同様に、作品に合わせてカットされたマットに布を貼り、面先と合体します。
4.額装して完成
すべてのパーツを額装して完成です。
作品のアウトラインにピッタリマッチした、高級感のあるマットが出来上がりました。
1.面先のハンドカット
作品の輪郭をトレースしてマットに写し、輪郭線に沿って切り抜きます。
2.面先の箔押し
カットした面先に、下地と漆を塗って、その上に金箔を押します。
3.マットの布張り
箔押しした面先より数ミリ大きくマットを切り抜いて、布を貼ります。
4.マットの合体
出来上がったマットと面先を合体します。
5.額装して完成
布張りしたマットに、繊細な細い金の面先がおしゃれなマットが出来上がりました。
作品のエッジが欠けていたのを、マットに色を塗って上からかぶせ隠してあります。
マットを切り抜いて溝を作ってみました。
上段のマットを曲線でハンドカットして柄布を貼っています。