逢美創【あみそう】では壊れてしまった額縁の修理・修復も承っております。
額縁の状態や材質によっては修復困難な物もございますので、ご依頼のときに技術スタッフに御相談ください。
お客様よりアンティークの額縁の修復のご依頼がありました。
無惨にもコーナー部分が失われています。
幸いにも無事なコーナー部分がありましたので、そこから型を取ります。(画像の下の部分)
型から樹脂でコーナーを複製し、欠損している部分に取り付けます。
結合部分が違和感なく仕上がるように、サンドペーパーなどで丁寧にしあげます。
元のアンティークな風合いを損ねないように仕上げ塗りをして磨きます。見事に額縁が蘇りました。
アンティークな額の修理です。
完全にきれいに修理してしまうと、アンティークらしさが無くなってしまうので、それらしさが残るように修理します。
大きく破損してしまった部分は、それ以上ひび割れない容易に接着剤で止めてから修理します。
表面が剥離して、白い下地が見えているの部分や、ひび割れた部分を直します。
アンティークな雰囲気を残したまま、修理しました。
白い下地が見えていた部分や、欠けてしまっていた部分も修理して、着色して仕上げました。
つなぎ目がは完全に埋めずにそのまま残しました。
とても大きなアンティークな額の修理です。
あと少しで割れてしまいそうな部分は、見えないところで補強する必要があります。
古い物は表面がひび割れて剥離してしまうことがあるので、全体をくまなく確認します。
ひび割れた部分を接着剤で引っ付けた後、傷を埋めて金箔をはります。
金箔をはった後、周りに合わせてアンティークな感じに着色しました。
アンティークな雰囲気はそのままに、修復することが出来ました。