額の修理

逢美創【あみそう】では壊れてしまった額縁の修理・修復も承っております。

額縁の状態や材質によっては修復困難な物もございますので、ご依頼のときに技術スタッフに御相談ください。


コーナーの修復

1. 額縁修復の依頼

お客様よりアンティークの額縁の修復のご依頼がありました。

2. 修復が可能か確認

無惨にもコーナー部分が失われています。

3. 型取り

幸いにも無事なコーナー部分がありましたので、そこから型を取ります。(画像の下の部分)


4. コーナーの移植

型から樹脂でコーナーを複製し、欠損している部分に取り付けます。

5. 結合部分の修正

結合部分が違和感なく仕上がるように、サンドペーパーなどで丁寧にしあげます。

6. 仕上げ

元のアンティークな風合いを損ねないように仕上げ塗りをして磨きます。見事に額縁が蘇りました。



アンティーク額の修復1

1.修復前の額

アンティークな額の修理です。

完全にきれいに修理してしまうと、アンティークらしさが無くなってしまうので、それらしさが残るように修理します。

2.コーナーのひび割れ

大きく破損してしまった部分は、それ以上ひび割れない容易に接着剤で止めてから修理します。

3.破損箇所の確認

表面が剥離して、白い下地が見えているの部分や、ひび割れた部分を直します。

 


4.修復後

アンティークな雰囲気を残したまま、修理しました。

5.コーナーの修復

白い下地が見えていた部分や、欠けてしまっていた部分も修理して、着色して仕上げました。

6.修復の完成

つなぎ目がは完全に埋めずにそのまま残しました。



アンティーク額の修復2

1.修復前の額

とても大きなアンティークな額の修理です。

あと少しで割れてしまいそうな部分は、見えないところで補強する必要があります。

2.破損箇所の確認

古い物は表面がひび割れて剥離してしまうことがあるので、全体をくまなく確認します。

3.ひび割れの接着

ひび割れた部分を接着剤で引っ付けた後、傷を埋めて金箔をはります。

 

 


4.修復後の額

金箔をはった後、周りに合わせてアンティークな感じに着色しました。

5.

アンティークな雰囲気はそのままに、修復することが出来ました。

6.完成全体像

この額を飾るためのイーゼルもオリジナルで製作しました。

詳しくは「雑貨・その他」のページをご覧ください。